
お客様から寄せられるよくある質問とその答えをまとめました。
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- アメリカ Santa Rosaに本社を置く、Motion Analysis Corporationが開発した光学式モーションキャプチャシステムです。そのリアルタイム性能は業界随一と言われています。
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- 光学式モーションキャプチャシステムの利点を教えてください。
- モーションキャプチャシステムには「光学式」の他にも、「磁気式」、「機械式」、「センサ式」、「画像デジタイズ方式」、「画像マッチング方式」などのさまざまな方式があります。しかしデータの精度、汎用性、システムの使い勝手、拡張性、被験者への負担(拘束性)、システム設置場所の自由度…などの点で「光学式」が優れており、結果としてモーションキャプチャシステムの主流になっています。被験者に対しては、体表面にマーカを張るだけで計測できる為、キャプチャする動作に制限が少なく、複数人のキャプチャも可能という利点もあります。
「光学式」システムの欠点は、反射マーカが複数台のカメラから見えていなければならないという原理的な問題です。マーカが隠れてしまう状況ではデータが取れないことになります。ただしMAC3Dシステムの制御ソフト、Cortex、EVaRTでは、隠れたマーカの位置を他のマーカから計算し補完することも可能で、隠れ状況によっては十分に対応できるようになっています。
厳密には「光学式」にもPassive方式、Active方式があります。Passive方式は反射マーカを使用したMAC3Dのようなシステムです。Active方式は主にLEDマーカを使用したシステムです。Active方式ではLEDマーカの数やバッテリ装着の必要性などの制限がある為、Passive方式に比べて普及していません。
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- MAC3Dシステムと他のモーションキャプチャシステムの違いを教えてください。
- MAC3Dシステムは、アメリカのMotion Analysis Corporation(MAC社)の製品です。MAC社は1982年に設立され、現在業界の標準となっている"リアルタイム"システム(1997)や"デジタル"システム(2001)を世界で初めて開発、製品化した会社です。MAC3Dシステムは歩行解析、人間工学、スポーツなどの研究分野に限らず、自動車メーカーなどの産業分野やエンタテイメント業界(ゲームや映画:マトリックス、ロードオブザリングなど)において世界中で使用されています。
光学式モーションキャプチャシステムはカタログ仕様で比較することが難しい、総合的な使いやすさ、拡張性、アプリケーションソフトの互換性などが重要な製品です。その中でも最も重要だと考えているのが、制御ソフトです。MAC社では制御ソフト"EVaRT"において世界で初めて、リアルタイムのモーションキャプチャを可能にし、データは後から見るものというユーザの常識を覆すと共に、新たな用途を生み出しました。その知識や経験はそのまま現在のCortexに受け継がれており、特にリアルタイムの簡便性、安定性では他のシステムの追随を許しません。そのリアルタイム性能を生かし、日本ではロボット工学などの最先端の研究分野で幅広く使われております。
またMAC社は業界で初めてWindows 64ビット版に対応するなど、最先端の技術を取り入れながら、一方で実際にお使いになるお客様の利便性を考えて、市販のPC機器をシステムに積極的に組み入れています。システムを構成するカメラ用のハブやLANケーブルは市販品ですし、特別なハードウェアはカメラとその周辺機器だけと言っても過言ではありません。カメラについても過去10年間にリリースしたモデル全てにおいて互換性があります。
株式会社ナックイメージテクノロジーは1980年代の日本における光学式モーションキャプチャシステムの創生期からシステムを取り扱っており、光学式システムの取扱については日本で最も古い会社です。これからもお客様のニーズにあった長くお使いになれるシステムとサポートを提供したいと考えております。
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- MAC3Dシステムのカメラはどうやって選べばいいのでしょうか?
- MAC3Dシステムでは主に解像度(センサの画素数)が異なる3シリーズのカメラ:Raptor-4(400万画素)、Raptor-E(130万画素)、Raptor-H/Osprey(30万画素)を用意しております。実際にキャプチャされる空間の広さ、キャプチャ対象、設置条件などに応じて用途に合ったモデルを提案しております。画素数の多いカメラを使うことによってマーカ中心の検出精度が上がり、より小さいマーカを使うことができるというメリットがありますが、必ずしも必要というわけではありません。
詳細はMAC3Dサポートまでお問い合わせ下さい。
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- リングライト(赤外、近赤外、赤色)はどうやって選べばいいのでしょうか?
- ほとんどの用途は近赤外リングライトで対応できます。被験者に対する可視光の影響を避けたい用途では人間の目に見えない赤外リングライトが使用されておりますが、近赤外、赤色リングライトよりも出力が弱い為、照射距離が短くなり、カメラの設置場所を考慮する必要があります。
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- リングライト(赤外、近赤外、赤色)の波長を教えてください。
- 赤外(IR):850nm、近赤外(NIR):750nm、赤色(VR):630nmです。
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- Autodesk Maya 2011、MotionBuilder 2011には対応していますか?
- はい。
Animation plugin、Talon pluginともに対応しています。
また、64ビットバージョンもあります。
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- ancファイルのデータをボルト値に変換したいのですが、その変換方法を教えてください。
- Rangeの単位は[mV]を意味します。
データの値は12bitの値を表示しています。(-2048~2047)
mV = データ値×Range/2048 で計算できます。
(注)2048は12bitの半分の値です。正を0~2047、負を-1~-2048とに分けられます。
(例)Range=10000のとき、データ値が1024の場合の計算結果は
1024×10000/2048 = 5000 [mV] で求められます。
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- 収集は可能ですが、表示が出来ません。
MAC3Dのデータ管理はtrbまたはtrcで行っていますのでこのファイルが存在しないとアナログデータを再度表示することができません。
ご面倒でも収集時は必ずtrbまたはtrcを作成ください。
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- Windows版のみになります。
その他のOSにて操作されたい場合は、仮想マシンなどのソフトウェアをご検討ください。
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- 可能です。
制御PCにIEEE1394ポートが複数あればそれを利用できますし、Cortex DVを利用すれば、
同じネットワーク上にある別のPCに映像を記録することができます。
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- 球形マーカの代わりに反射テープを使うことは可能ですか?
- 可能です。
この場合、被写体とキャプチャカメラの位置関係によっては、反射光がイビツになるため、Motion
Capture→TrackingのShape Analysisを"Weak"あるいは"None"にすることをお奨めします。
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- マーカを付ける位置に決まりはありますか?もしくは、推奨するマーカセットがあれば教えて下さい。
- 特に決まりはありませんが、どのような動作をキャプチャしたいかに依存します。
それがクリアされていれば、ユーザ様自身で自由な位置に付けて頂いて結構です。推奨するマーカセ
ットは、バイオメカ系にはHelen Heysマーカセット、エンタメ系にはAnimationマーカセットになります。
貼付け位置などの詳細はマニュアルをご覧ください。
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- キャプチャデータの特定の範囲だけ切り出したいのですが(トリミング)。
- 切り出したい範囲を選択し、File→Trim Capture W/Options・・・メニューで"Export Trimmed Capture・・・"ボタンを押して下さい。選択された範囲のみのデータファイルが保存されます。
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- ローリングシャッタ方式のセンサを使用したカメラは、電子シャッタ方式に比べ精度が落ちるのでしょうか?
- Raptor-4カメラで使用しているCMOSセンサーはローリングシャッター方式です。この方式は、走査ライン毎に ピクセル情報を読み込む為、センサーの上部と下部で露光タイミングが異なります。その為センサー単体で見ると、高速で動く被写体を撮影した時に画像が歪むことが理論的に考えられます。
それを避けるため、Raptor-4カメラではリングライトLEDを高速点滅させることによって、フリーズフレームシャッターと同様の機能を持たせていますので、歪みの無い正確な反射画像を取得することが可能です。したがって、ローリングシャッター方式のセンサーを使用しているカメラのデータ精度が落ちるということはありません。
精度に関して言えば、シャッター方式以外の要素、つまり、キャリブレーションの良否、マーカの認識度やマーカ認識アルゴリズムなどの方がむしろ重要です。
シャッター方式に限らず、仕様を個別に比較するのではなく、最終成果であるトラックデータの良否を確かめること、つまり総合性能を見極めることをお勧めします。
いつでもナックにご相談下さい。
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