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MAC3D Systemのフラッグシップモデルであり、世界最高峰のモーションキャプチャーカメラです。圧倒的な解像度(1,250万画素)と最新の機能で幅広い計測が可能です。Raptor-12HSは、これまでのRaptor-12のフル解像度での最高撮影速度を300fpsまで高めたカメラになります。
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高解像度のカメラにはたくさんの利点があります。撮影エリアを広くすることで、モーションキャプチャーカメラと被験者が離れてもマーカーを認識できることや、動きの妨げにならないように小さなマーカーでキャプチャー、極小マーカーを用いてフェイスキャプチャー、指のキャプチャーやネズミなどの小動物キャプチャーなど幅広い計測が可能です。
また、Raptor-12HSは屋外計測が可能で、室内では確保できないようなとても広い撮影エリアであったとしても抜群な性能を発揮します。
センサーサイズが大きいため焦点距離18mmの場合、水平64°垂直50.3°の広い画角を持つため、少ない台数であっても広いキャプチャーエリアを構築することができます。例えば、狭い室内でカメラの設置できる範囲が限られている場合でも、キャプチャーエリアを部屋いっぱいに構築することが可能です。
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高解像度
1,250万画素のセンサーを搭載し、広いエリアでのキャプチャーや極小マーカーでのキャプチャーなどさまざまな撮影環境で運用可能です。また、マーカーをより多くの画素で分解できるため精度も大幅に向上します。
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屋外キャプチャー可能
屋内キャプチャーはもちろん、炎天下の屋外など光の反射や高温のような過酷な環境でもキャプチャーが可能です。太陽の照り返しが多い雪上でもモーションキャプチャーを行うことができます。
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ディスプレイパネル
カメラ番号やカメラのIPアドレス表示に始まり、フォーカス調整のアシスト、キャリブレーションのアシスト、カメラファームウェアのアップデート進行度合いなどカメラ個々の状態をカメラのディスプレイで確認することができます。
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イーサネット接続
カメラへの電源供給やデータの送受信はイーサネットケーブル(Cat5e以上)1本で行います。専用ケーブルと違い市販品を使えるため安価であり、配置するカメラの場所に最適な長さのケーブルを選ぶことでケーブル配線がコンパクトになります。
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CPU内蔵
Raptorシリーズはカメラ本体にCPUを搭載しています。カメラの映像をそのまま伝送せずに、計測したマーカーデータのみを計測パソコンに伝送することで負荷を分散し、たとえ高解像度や高速度のカメラであってもリアルタイム計測が可能となります。
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システム構成
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仕様表
画素数 1,250万画素 解像度 4,096×3,072pixel フル解像度時撮影速度 300fps 有効撮影速度 1~900fps レンズマウント Kマウント レンズ長 18~55mm(標準)
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関連リンク
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