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バックライト

カメラのセンサーに対して直接光が入る方向に照明を設置し、カメラと照明の間に置いた被写体の影を撮影するバックライト撮影はハイスピードカメラ(高速度カメラ)を利用する上で有効な手法の一つです。この手法では影を捉えるため被写体の色情報は失われますが、直接光のため短い露光時間でも効率良く光量を得ることができ、被写体の輪郭もはっきりと現れます。バックライト撮影は流体の粒径や分布、速度の解析、材料の変形、物体の挙動の計測などの定量的データを得る目的に適しています。