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ARRI製品がアカデミーの最優秀作品賞と撮影賞に貢献|ARRIからのお知らせ

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CREATIVE 2016.04.06
     
  • 2016年2月27日にハリウッドで開催された第88回アカデミー賞授賞式において、ARRI社のデジタル、フィルム製品が使用された作品が数々の賞を受賞しました。

    最優秀作品賞を受賞した「スポットライト 世紀のスクープ」はトーマス・マッカーシー監督、高柳雅暢撮影監督によってALEXA XTで撮影された作品です。本作品はピューリツァー賞に輝いたボストン・グローブ紙のスクープ記事が元になっており、脚本賞も受賞しています。

    エマニュエル・”チボ”・ルベツキASC,AMCは昨年の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、2014年の「ゼロ・グラビティ」に続き、「レヴェナント:蘇りし者」において3年連続で最優秀撮影賞を受賞しました。本作はALEXA XT、ALEXA M、マスタープライムレンズ、一部のシーンにはALEXA 65とPrime 65レンズが使われています。ALEXAが使用された作品の撮影監督が最優秀撮影賞を受賞するのは5年連続です。「レヴェナント:蘇りし者」は他にも、レオナルド・デカプリオが主演男優賞に、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督賞を受賞しています。

    今回のアカデミー賞において、最も多くの賞をとったのは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で、録音賞、音響編集賞、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞を受賞しています。本作品の監督はジョージ・ミラー、撮影監督はジョン・シールACS,ASCで、使われたカメラはALEXA PlusとALEXA Mです。

    外国語映画賞を受賞したのは「サウルの息子」(ハンガリー)でした。本作の監督はネメシュ・ラースロー、撮影監督はエルデーイ・マーチャーシュでARRICAM LTとARRIFLEX 235カメラ、マスタープライムレンズを使って35mmフィルムで撮影されています。本作品は2月初旬に開催された全米撮影監督協会主催の第30回ASCアワードでも、「マクベス」と並んでスポットライト賞を受賞しています。


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