ハイスピードカメラによる飛沫拡散の可視化

     
  • ナックのハイスピードカメラはコロナウイルスの感染防止に関する研究にも役立てられています。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究では、マスクによる飛沫拡散の防止効果を実証するために高速度映像を用いて、人の発話・せき・くしゃみに伴う飛沫の可視化実験を行いました。動画内では、マスクなし(左上)、1層布マスク(右上)、2層布マスク(左下)、医療用マスク(右下)で人の口からの飛沫の拡散度合いの比較を行っています。


  • High speed camera captures how different types of face masks work
    ここで使用されているハイスピード映像は、フルHD(1,920×1,080pixel)で2,000fps撮影可能な高精細モデル「MEMRECAM HX-7S」で撮影されています。ナックのハイスピード映像は、このような飛沫や噴霧、流れ場の可視化に加え、微細な一つ一つの粒子の粒径や流速、分布など、高い解像度と時間分解能を必要とする計測に役立てられています。


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