SOFTWAREソフトウェア

Visual3D

動作解析ソフトウェア

Visual3D

米国NIH(国立衛生研究所)で、「MOVE3D」として開発がスタートし、12年間に渡って検証されたのち、1997年、cmotion社が設立され「Visual3D」として商品化されました。キャプチャーシステムに依存しないため、施設間でデータを共有するコラボレーションが実現します。また、キャプチャーシステムをMAC3D Sytemにすれば、リアルタイムによるモーションデータのストリーミングが可能です。
動作のキャプチャーデータから関節位置や姿勢をもとめる「運動学解析(キネマティクス)」、関節にかかる力をもとめる「動力学解析(キネティクス)」が行えます。

普及が始まりつつあるグローバル・オプチマイゼーションとファンクショナル・ジョイント・センターの手法が標準で装備されています。モデルやレポートは雛型が用意されているので、それを適用すればすぐに解析からレポート出力まで行えます。また、操作手順が全て記録、公開されるため、どのような処理が行われたのかをいつでも確認することができます。さらに、入力源のC3Dデータは変更されずそのまま維持されるため、安心して何度も解析のトライアルができます。自動・連続処理(パイプライン)も豊富なので、決まった手順ならわずかなクリック数で多くのデータの解析が短時間で終了します。

  • 計測システムに依存しない

    モーションデータをC3Dで出力できれば、モーションキャプチャーシステムはどこのメーカーでも構いません。そのため、設備の異なる施設間で、同一のプロトコルでデータを解析、共有できるので、さまざまな動作を比較したりデータベース化することができます。

  • 柔軟なモデル構築

    モーションキャプチャーから得られたマーカーデータだけでなく、さまざまな手法で仮想点を生成し関節中心を定義できるので、モデルを柔軟に構築できます。一度作ったモデルは雛型として保存できるので、次回からはそれを適用するだけで簡単にモデルが構築できます。

  • 豊富なパイプライン

    手順の自動化・連続化を行うためのパイプラインが非常に充実しています。解析だけでなく、ファイルの選択からレポート作成までほぼ全てを自動化できます。また、ワンステップごとに実行したり、各種パラメーターを自由にカスタマイズしたりできます。

  • 解析結果のレポートを容易に作成

    解析結果をさまざまな形式で表示することはもちろん、キャプション、説明文、画像などを自由にレイアウトし、レポートを作成できます。一度作ったものを雛型として保存しておけば、次回からは解析後すぐにレポートを出力できます。

  • 複数トライアルのアニメーション表示

    同じ三次元空間上に複数のトライアルを並べてアニメーションし、動作を比較できます。さらに、そのアニメーションをAVIの動画として出力し、一般的な動画再生ソフトでどのパソコンでも見ることができます。(空間の回転や移動はできません。)

  • グローバル・オプティマイゼーション

    動作計測時、マーカーは皮膚上に貼ることになります。しかし皮膚は関節中心から離れていて、また柔らかいため、その動きをセグメントに適応すると不都合が生じます。グローバル・オプティマイゼーションはセグメント間の関係を維持し、姿勢を維持するようにモデルを構築します。

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