シネスタイル

ALEXA LF

ALEXA LF

アレクサLFは35mmフルサイズ4Kセンサーを搭載したアレクサです。ARRIデジタルカメラならではの優れた総合画質はそのままに、高精細な映像の収録が可能なほか、ラージフォーマットならではの見る人を惹きこむ印象的な表現が可能です。

  • 新たなラージフォーマットカメラシステム

    ARRIから新しいラージフォーマットカメラシステムが登場しました。昨今の映像制作現場の要望に十分お応えできるクオリティと、かつてない自由な創造性をご提供します。システムの中核となるALEXA LFカメラは、これまでのALEXAセンサーをベースに設計されたラージフォーマットの4Kセンサーを搭載。これに対応するアクセサリーとして、ARRIシグネチャープライムレンズ、LPLレンズマウント、PL-LPLアダプターをラインナップしています。ラージセンサーの能力を最大限に引出すための新しいシステムですが、既存のレンズやアクセサリー、ワークフローとの互換性をあわせ持っています。

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    「ALEXA LFカメラとシグネチャープライムレンズの組み合わせは素晴らしい。私はこのレンズがとても気に入りました。先進性と個性とのバランスが実によくとれています。」
    マティアス・ブカール撮影監督
    Photo © Thanaporn Arkamanon

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    「“ひろがり”や“自由”についての物語を描こうとしていた私たちにとって、ALEXA LFは素晴らしい一台でした。浅い被写界深度により独特な世界が生まれ、感慨深い撮影になりました。25mmレンズの映像は、まるで自分が俳優たちとその場にいるような臨場感が味わえます。軽量で、シャープ過ぎず印象的なやわらかさを持っている。個性にあふれたレンズです。」
    ダン・ローストセン撮影監督、ACS、DFF
    Photo © Chase Hagen

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    「普段は撮影しないありふれた物をあえて撮影してみましたが、映像の出来ばえに興奮を覚えました。このカメラとレンズは繊細な色の違いまで余すことなく映し出してくれます。これまでにない素晴らしいディテールやグラデーションや色味が得られました。フォーカスアウトの描写もとても良いと思います。映像全体に高級感があり、鮮やかな表現をしてくれます。」
    ワン・ユー撮影監督
    Photo © Zihao Chen

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    「ARRIならではのクオリティーを象徴するシステムであると同時に、私にとってはこれまでとは比較できないほど映像に感情を込めることができるシステムです。このカメラとレンズの組み合わせはとてもスムーズに操作できます。」
    トム・フェーアマン撮影監督、BVK
    Photo © Henning Rädlein

  • 見る人を惹きこむ映像の力

    まるでALEXA 65のように、ALEXA LFで撮影された映像は見る人を惹きこみ、立体感と没入感を高め、感情をかきたてます。

  • 『Soulful connections』
    撮影はマティアス・ブカール撮影監督。アレクサLF、ARRIシグネチャープライム35、47、75mmを使用。浅い被写界深度とスムースなボケを表現するため、ARRIシグネチャープライムの絞り開放で撮影。照明はアベイラブルライトのみ。タイのストリートで人の友情を写し取っています。アレクサLFのディテール、ダイナミックレンジ、高感度性能がよく分かる作品です。

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    『Face to face』
    撮影はトム・フェーアマン撮影監督、BVK。アレクサLF、ARRIシグネチャープライム125mmを使用。明るい背景にさまざまな顔やスキントーンを描いた作品です。ポートレート向けのライティングがカットによって異なりますが、さまざまな光を当てることで、アレクサLFとシグネチャープライムの写し出す色や人間性、透明感を描いています。

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    『The artistic spirit』
    撮影はワン・ユー撮影監督。アレクサLF、ARRIシグネチャープライム25、47、75、125mmを使用。中国の天才的なアーティストで家具職人であるシャオ・ファン氏の工房を雰囲気豊かに創造的なインスピレーションで描写しています。光の動き、ほのかな影、直線的または曲線的な物体、パースペクティブな建築物、家具の原材料や工具がアレクサLFの描画性能を物語っています。

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    『Freedom and immersion』
    撮影はダン・ローストセン撮影監督、ACS、DFF。アレクサLF、ARRIシグネチャープライムを使用。カリフォルニアの砂漠で撮影を行っています。強烈な日差しや焚き火の光など極端な光条件のもとでも、美しいスキントーンややわらかいボケ、没入感のある映像に仕上がっています。

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    『An excrusion on architecture』
    撮影はトム・フェーアマン撮影監督。アレクサLF、ARRIシグネチャープライムを使用。建築家が創造的な作業に没頭しているところを撮影しています。実践的な技術をとおして芸術的な表現をするという点においてその姿はシネマトグラファーによく似ています。新しいカメラシステムはその姿を表情豊かに捉えています。

  • ALEXAの高画質をいかした美しいラージフォーマットの映像

    ALEXA LFは、35mmフルサイズよりもわずかに大きなセンサーを搭載。ARRIの優れた総合画質を維持しながらネイティブ4K収録を実現しました。センサーの自然な色再現性、心地よいスキントーン、HDR/広色域ワークフローでの優位性はそのままに、見る人を惹きこむラージフォーマットならではの印象的な表現が可能です。また、効率性に優れたProResコーデック収録や、非圧縮/非暗号化フォーマットであるARRIRAWでの最大150 fps収録など、数多くのフォーマットを備えており、撮影現場におけるさまざまなワークフロー上の要望に応えます。

  • 多彩な用途で活躍する3種類のセンサーモード

    ALEXA LFはフルサイズセンサーを搭載したことにより、ALEXAならではの定評ある総合画質を得るために必要なピクセルサイズを維持しながら、オープンゲート時で最大4,448×3,096の映像が可能になりました。LF 16:9モードでは標準的なフルサイズレンズを使用しながら4K完パケの基準を満たす映像が得られます。またLF 2.39:1モードでは、シネマティックなワイドスクリーンの映像を最大150 fpsのハイスピード収録が可能です。どのセンサーモードでも標準感度は800で高感度かつ低ノイズを実現。低照度の現場でも美しい映像を描き出します。

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  • ラージフォーマットに最適化された大型レンズマウント

    この新しいカメラシステムを支える重要な要素の1つが、ラージフォーマットセンサーに最適化されたLPLレンズマウントです。従来のPLマウントよりも大きな直径と短いフランジバックで設計されているため、ARRIシグネチャープライムレンズや今後登場が期待されるラージフォーマットレンズの小型軽量化が可能になるほか、PLマウントでは難しかった明るい開放絞りと美しいボケが実現しやすくなります。LPLマウントは、ALEXA Miniなどの他のARRIカメラにも搭載できるほか、サードパーティのレンズメーカー、カメラメーカー向けのライセンス供給も実施されます。

  • 生き生きと感動にあふれるオーガニックなイメージ

    ALEXA LFカメラと同時に開発されたARRIシグネチャープライムレンズは、12mmから280mmまで16本という幅広いライアンナップを取り揃えたラージフォーマット対応の短焦点レンズシリーズです。シグネチャープライムは最先端の光学性能を発揮しつつオーガニックで心に訴える映像を描写します。自然なスキントーンとなめらかなボケにより、落ち着いたやわらかな雰囲気と質感をラージフォーマットの映像に与えます。開放T1.8という明るい絞りが浅い被写界深度を作り出し、なめらかなボケ味がフレーム内の被写体の存在感をいっそう際立たせます。

  • ARRIシグネチャープライムは、マグネシウム素材の鏡筒を採用した初のシネレンズシリーズであり、優れた軽量性と剛性を両立しています。さらにこのシリーズは、ARRIの次世代レンズデータシステムLDS-2を搭載した最初のレンズでもあり、高いデータレートとすばやい初期化が可能な優れたエンコーダーを備えています。レンズデータの可能性を広げるLDS-2は、他のレンズメーカー、カメラメーカーにもライセンス供給されています。

  • 既存のレンズやアクセサリーとの互換性

    このシステムでは、既存のPLマウントレンズやALEXA用アクセサリーとの互換性を維持する基本設計がされています。PL-LPLアダプターの併用により、スーパー35mmあるいはフルサイズを問わず、従来のすべてのPLマウントレンズを利用できます。LPLマウントへの装着は工具なしで行えるため、撮影現場でも素早くPLとLPLを切り替えることができます。撮影監督は無限といっても過言ではないレンズの選択肢を手にすることができるほか、新登場のLDS-2、従来のLDS-1あるいはクック/i対応レンズから出力されるメタデータをフル活用することが可能です。

  • LPLレンズマウントは、既存のアレクサ、アレクサミニ、アミーラにも装着できるため、従来のカメラシステムとの高い互換性を実現しています。ARRIシグネチャープライムや今後発売されるLPLマウントレンズは、スーパー35mmとラージフォーマットが混在する作品でも使用できます。

  • ALEXA LFは、頑丈堅牢なALEXAカメラのボディー設計を受け継いでおり、さまざまな既存アクセサリーをそのまま用いることができます。操作パネルやワイヤレスビデオトランスミッターをはじめ、すべての機能やインターフェースがALEXA SXT Wと同じ仕様のため、撮影現場で混乱することもありません。

  • ARRIのシンプルなワークフロー

    ALEXA LFは、他のALEXAモデルのカメラと同じ汎用性が高く実績のあるワークフローを利用可能です。非圧縮/非暗号化フォーマットであるARRIRAWや効率性の高いProResフォーマットの映像をさまざまな解像度で収録できます。ALEXA LFは、既存のARRIルックファイルにも対応しており、各種ARRIワークフローソフトウェアもすべてALEXAの新しいラージフォーマット映像をサポートします。LDS-1、LDS-2、/i対応レンズのレンズデータの利用も可能です。

  • 便利なツールと無料アプリケーション

     

  • ARRIレンズイルミネーションガイド
    各種センサーモードやアスペクト比の組み合わせで、各種レンズからの光がどのように露光するかを確認すことができます。

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    ARRIフレームラインコンポーザー
    作品やユーザーの好みに応じてフレームラインを簡単にカスタム作成できるオンラインツールです。

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    フォーマット&データレートカルキュレーター
    ARRIカメラの収録可能時間とデータレートをオンラインで計算します。

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    ALEXA LFカメラシミュレーター
    ALEXA LFカメラのメニュー構成に慣れるための、オンライントレーニングツールです。

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    ARRIカラーツール
    CDLと3D LUTを作成しARRIカメラに取り込むことができるアプリケーションです。

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    ARRIRAWコンバーター
    ポストプロダクションで、ARRIRAWフォーマットの確認と変換を行うためのアプリケーションです。

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    ARRIメタエクストラクト
    撮影映像からメタデータを抽出する、アプリケーションです。

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  • アレクサLF テクニカルデータ

    カメラタイプ ラージフォーマット(LF)デジタルカメラ
    電子ビューファインダーEVF-1付属
    ARRIワイヤレスリモートシステム、ARRIワイヤレスビデオシステムならびにWiFi通信機能を内蔵
    互換性 現行のすべてのARRIアレクサ用アクセサリー、LPLレンズ、PL-LPLアダプター付きPLレンズが使用可能
    センサーモード
    LFオープンゲート
    36.70×25.54mm ARRIRAW:0.75‐90fps
    4,448×3,096、φ44.71mm ProRes:0.75‐最大60fps
    センサーモード
    LF 16:9
    31.68×17.82mm ARRIRAW:0.75‐90fps
    3,840×2,160、φ36.35mm ProRes:0.75‐60fps
    センサーモード
    LF 2.39:1
    36.70×15.31mm ARRIRAW:0.75‐150fps
    4,448×1,856、φ39.76mm ProRes:0.75‐最大100fps
    シャッター 電子ローリングシャッター、5.0º‐358.0º
    内部NDフィルター 8種類(ND 0.3 ~ND 2.4)のラージフォーマット・フルスペクトル・ニュートラルデンシティー(LF FSND)フィルター
    ※8種類のうち1枚をセンサー前面に手作業で挿入可能
    露出ラチチュード 14ストップ以上
    露出指数 EI 800
    騒音レベル 20 db(A)以下
    ※LF オープンゲートProRes 4.5K 4444 @30fps、気温+30℃(+86°F)以下での収録時レンズ前面から1m(3フィート)の場所で計測
    電源入力 11.5~34V DC
    電源出力 4×RS(24V)、1×12V(12V)、1×EXT(24V)、1×ETH(24V)
    重量 7.8kg(カメラ本体+LPLマウント)
    寸法 (W)201×(H)158×(L)364 mm(カメラ本体+LPLマウント)
    動作環境 -20℃+45℃(-4°F~+113°F)
    レンズマウント 62mm LPLマウント(LDS-1、LDS-2 & /i)
    フランジバック 44mm
    収録コーデック ARIRAW(.ari)
    QuickTime/ProRes(422、422 HQおよび4444と4444 XQ)
    収録解像度 4.5K(センサーモード LFオープンゲートおよびLF 2.39:1)
    UHD(センサーモードLF 16:9)
    2K 16:9(センサーモードLF 16:9でのカメラ内ダウンスケーリング)
    HD 16:9(センサーモードLF 16:9でのカメラ内ダウンスケーリング)
    収録メディア SxS PRO+ 256GB (ProRes)
    SXRキャプチャードライブ1TB(ARRIRAWまたはProRes)
    SXRキャプチャードライブ2TB(ARRIRAWまたはProRes)
    モニター出力 MON OUT 1a、1b、2:SDI 6G UHDまたはSDI 1.5G HD(最大30fps)
    MON OUT 3:SDI 1.5G HD(最大30fps、ワイヤレスビデオにも対応)
    1.25x、1.3x、1.5x、2xのレンズスクイーズ比でのアナモフィック・デスクィーズ
    画像処理 ALEXAワイドガマット/Log Cカラースペースでの16ビットリニア
    ターゲット出力カラースペース:Log C、Rec 709またはRec 2020
    CDL値と3D LUT を含むARRIルックファイル(ALF-2)をサポート
    SDR、HDR PQおよびHDR HLGでARRIルックファイルを使用可能
    再生 ARRIRAWまたはProRes
    オーディオ 1x XLR 5ピンAUDIO IN、2チャンネル用、ラインレベル

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