入力しているトリガ信号の選択および極性とカメラのトリガ設定が合っていないときにこのメッセージが表れることがあります。また、トリガ信号の極性が合っている場合でもこのメッセージが出るようなケースがあります。
トリガの極性は、低電位(0V)から高電位(5V)になった時にトリガが入るのを正極性といい、高電位から低電位になった時に入るのが負極性といいます。HXシリーズカメラの場合にTRIG1を正極性でトリガエッジ検出OFFに設定している時は、外部装置でトリガなしの時に5Vの電位をかけている場合や、トリガ信号線に何もつながっていないと、TRIG1の電位は5Vになります。この状態は高電位なので録画開始(ARM)にすると、カメラは既にトリガが入っていると判断し警告を出します。この場合は、カメラのトリガ極性の設定を負極性にするか、トリガエッジ検出ONにする必要があります。(GXシリーズカメラは、常にトリガエッジ検出ONです。)
※ビューファインダーに一度表示された警告は不具合が解消されても消えません。STOP状態でSTOPキーを押すとビューファインダーの警告表示は消えます。警告が消えている状態でご確認ください。
※正しい設定をしても警告が消えない場合は計測営業部までお問い合わせください。